万一の際に強い人とは

〈答え〉リスクや困難の際の手順を用意する

混乱は、対処法がわからないときに生まれます。
たとえば、リスクを想定しないとき。困難を予想していないとき。「どうしていいかわからない!」と思うときに混乱します。

逆に言えば、統制力とはこのような事態を避ける能力を意味します。
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〇仕事でミスをしたときの対処法を確立しておく
〇万一の事態を想定した計画を常に立てる
〇組織のメンバーの頭に、困難を予想させておく

このような困難も「予想されていたな」と部下に思わせる準備が統制力です。

書籍「史上最強の人生戦略マニュアル」(きこ書房)の著者、フィリップ・マグローの指摘ですが、現代が離婚の多い時代である理由の一つは、「結婚すればバラ色の人生」というイメージが、あまりにも流布しているからだと言います。

結婚は自由な一人の人生を、相手の都合も考えなければいけない時間に変えています。子どもが生まれると、手のかかることも圧倒的に増えます。

楽しい反面、我慢すべきことも激増するのが結婚生活なのです。楽しいことだけ考えていたカップルは、結婚の現実にすぐ打ちのめされてしまうのです。
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リスクや困難を想定した「統制力」がそこにないから夫婦は分かれるのです。

死の恐怖が身近な戦場で「どうしたらいいかわからない!」はパニックに直結します。だからこそ、リスクや万一を想定したプラン、訓練を欠かさず行うのです。

新入社員には、これからの仕事人生で多くの困難に巡り合うと教えておくこと。難しいことも悩むことも当たり前だと教え、その対処法にも触れておくこと。

統制力のある舞台とは、リスクを想定し、万一のプランを立てている職場です。部下や侵入社員に、困難や悩みに突き当たる可能性も知らせている職場です。

そのような職場は、乱を治に変える統制力が発揮された舞台なのです。
<孫子ならどうする?>
リスクや困難、万一の事態の際の手順を用意する

(参考文献 実践版孫子の兵法 鈴木博毅)


〈感想〉
リスクや万一想定し、普段から訓練を欠かさずに行うこと

長いことサラリーマンをやっていると、何か問題が起こったときにどう対処するかということがわかってきます。それは結婚生活でも一緒です。

奥さんのため息のしかたや態度で、瞬時に機嫌を察知して問題が大きくならないように対処することが出来るようになります。
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それは経験値が上がると言うことです。ゲームのレベル上げみたいなものですね。強い敵が突然出てきても、落ち着いて倒せるように普段から訓練をして、少しでもレベルを上げておくこと。

今の私はもっぱら、サラリーマン以外で新しい収入の道を模索しており、その分野のレベル上げをしている最中です。

現在サラリーマンとして42歳になり、このまま会社員として働くか、副業をしながら新しい収入の道を探るか。

私の勤める会社もいつまでもあるとは限りませんし、実際に45歳以上の希望退職を募っている状況です。この流れで副業をしない方がリスクですよね。

いつ会社を辞めても生きていけるように、リスクに備えることは大事なこと。心理的な安心感も生みます。

まだまだ形になっておりませんが、なんとか今年中には収益を上げるべく、精進していく所存です。
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