自分にとっての「座右の書」を探そう
人間観を磨き、「リーダーとしての実力」を高めるためには、どんな勉強をすればよいのか。
人間の生き方について書かれた古典的な名著を読み込むことが大事。
具体的に言えば、『論語』や『菜根譚』などの中国古典や、日本の名経営者が書いた本です。
『聖書』でもいいでしょう。
AIの時代に、2500年前に書かれた『論語』なんて時代遅れというかもしれませんが、人間にとって普遍的に大切なことはそう変わるものではない。
長く読み継がれてきた本には、いつの時代も色あせない心理が書かれています。
こうした本を読み込んでいれば、枝葉末節にはとらわれない、人間観が養われることでしょう。
古典的な名著なら、どの本を読んでも構わない。
いろいろ読んでみて、自分が『これだな』と思えるものを読めばいい。
原典を読むのが難しいというなら、読み下した本から始めてもいい。
例えば、『論語』なら、安岡正篤先生の『論語の活学』から始めてみてもいいでしょう。
何か、一つ座右の書となるような本を探してみましょう。
それを見つけたら、何度も繰り返し読むことが重要だ。
人間に関して書かれた古典は、1回や2回読んだところで理解できません。
人生経験を重ねて、初めてわかることもあります。
だから、生涯を通して何度も読んだ方が良い。
著者お勧め 『道をひらく』松下幸之助著
(参考文献 『40代で必ずやっておくべきこと』 経営コンサルタント小宮一慶)
(感想)
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