寿命の伸ばし方 第2段階 笑う

本を読んで勉強になったので
共有させて頂きます。


最近、誰かにものすごくおもしろいジョークを
聞かされて、腹がよじれるほど笑ってしまい、
笑いがとまらなくなったことはないだろうか。
笑った後、どんな気分になったかを
思い出して欲しい。
全身が快い高揚感で満たされたのでは
ないだろうか。
f:id:toshimai:20200312211051j:plain
それは、脳からエンドルフィンという
化学部室が血液中に放出され、それが全身に
行きわたって、いわゆる「ナチュラルハイ」
の状態になったからだ。
長時間笑いすぎた人は、この部室の作用で
実質的に「酔った」状態になる。
生活に疲れて笑いを失った人は、
この「酔った」状態を求めてドラッグや
お酒に走る。
お酒は心理的抑制を取り払う働きがあるから
飲むと人は笑う。すると、その人の脳から
エンドルフィンが放出される。
精神的にバランスが取れた人がお酒や
ドラッグを体内に取り入れると、
普段以上に笑い出す。
逆に、不幸な境遇にある人は、ぐずぐずと
泣き始め、暴力をふるいだすことさえある。
どちらもエンドルフィンが原因である。
散々笑ったあと、「笑いすぎて涙が出たよ!」
と、いうことがあるだろう。
涙にはエンドルフィンが含まれている。
エンドルフィンは天然の麻薬剤の一種でも
あるから鎮痛効果がある。
私たちは、けがなどで体に痛みを感じたり、
心痛むできごとがあったりすると涙を流す。
その時、エンドルフィンの作用によって
痛みや心痛がやわらぐのだ。
笑いには鎮静作用で心身を落ち着かせて、
免疫機能を活性化させる効果がある。
免疫機能は、あなたが病気にならないように
守ってくれる。笑いは健康によく、
寿命を延ばすことも証明されている。

笑いは緊張をほぐし、
「精神エネルギー」を放出する。
これは健康によい効果をもたらす。
笑いはあなたの動揺や怒り、
悲しみを和らげる働きである。
ジークムント・フロイト

「二分間笑う」と血圧が下がり、
ストレスホルモンが減り、筋肉が
ほぐれるなど、さまざまな効果があることが
笑いの研究からわかっている。
免疫機能も高まって、体に入り込もうとする
病原菌と闘うT細胞(インターフェロガンマ)
や、体内に入り込んだ病原菌やウィルスを
攻撃する為の抗体をつくるB細胞が増える。

感情は、基本的にあらゆる面で私たちの
健康とつながっている。
笑いは臓器を活発にし脳に取り込まれる
酸素を増やし、エンドルフィンを放出させ
免疫効果を高め、気分を明るくし、
人生も明るいと思わせてくれる。

参考文献
ブレインプログラミング

Amazon.co.jpによる 詳細はこちら: https://www.amazon.co.jp/dp/476313552X/ref