2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧
どんなパートナーと一緒に働きたいか? ほぼ全員が次の資質を列挙する。 ・正直で信頼できる。 ・専門分野の技能や知識が卓越している。 ・請求する料金よりも価値がある。 ・約束したものを確実に提供してくれる。 ・必要な時にすぐに助けてくれる。 ・一緒…
イスラムの寓話に、目の不自由な男と足の不自由な男が登場する。二人とも長い間、森の中で道に迷っていた。ある日、二人は偶然出会う。目の不自由な男は「私は外に出る道が見えない」という。 足の不自由な男は「私は自分の足で外に出ることができない」とい…
「セレンディピティ」とは、思わぬ発見をする才能のことだ。アイデアとチャンスは身の回りに常に存在している。 だが、それを利用するかどうかは、私たち次第だ。大切なことは、チャンスをつかむ準備をしていることである。 【セレンディピティの有名な例】…
いいアイデアは最も意外なときに現れる。アイデアはしっかり記録しておかないとすぐに忘れてしまう。 哲学者のエリック・ホッファーはこう書いている。「独創的で価値のあるものは、ほんの一瞬しか現れない。その瞬間とらえて残す方法を知らなければ、成長や…
何かを見たときに、他人と同じものしか見ないなら、自分が育った文化に縛られていると思ったほうがいい。別の視点で眺めるとき、最も斬新なアイデアが生まれることが多い。自分の事業を自分の視点からではなく、顧客の視点から見る努力をしよう。 19世紀の心…
もっとよくしようと思うなら、現状に疑問を抱くことが大切だ。自分が改善しようとしている製品やサービスについて自分に質問を投げかけよう。 たとえば以下のような質問だ。 ・他に新しい方法はあるか? ・それをもっと大きく、または小さくできるか? ・何…
問題の発見⇒準備⇒培養⇒ひらめき⇒評価 簡単なテクニックを応用すれば新しいアイデアを思いつく能力を向上させることができる。 創造的思考を実践する人たちは、アイデアがほぼ予想通りのプロセスをたどることを知っている。 単純化すると、そのプロセスは次の…
新製品のアイデアのほどんとが、どこで生まれているかをかんがえたことがあるだろうか?マサチューセッツ工科大学のエリック・フォン・ヒッペル博士の調査によると、大企業や大学の研究室のなかではないという。 新製品のアイデアの約八割は、顧客の問題解決…
創造性は人によって差はあるが、すべての人に備わっている才能だ。豊かな創造性を持っている人たちには大きな共通点がある。自分には創造性があると知っていることだ。その結果、彼らは創造性を思考プロセスで発揮するようになる。創造性を発揮すればするほ…
ビジネスの世界では、顧客について知るのと同じくらい競争相手についても知るべきだとよく言われる。 いいアドバイスのようだが、事業で成功を収めるためのもっともいい知恵がある。それは、競争するのではなく、想像することだ。衆に抜きんでるためには、創…
新規顧客との取引が成立したとき、自分で自分の業績を祝福したくなる気持ちはわかる。しかし、取引に成功した時が、顧客との関係の始まりであることを肝に銘じよう。あなたの新しい課題は、その関係を大切にして顧客をリピート客にし、あなたが素晴らしいア…
買うことに興味があっても、ほとんどの人はすぐに買わずに反論する。それは、あなたが不安を和らげて買うように説得してくれることを期待しているのだ。 「値段が高すぎる。他ではもっと安く手に入る」というかもしれない。「思っていたものと違う」という場…
「人は感情的に買って論理的に正当化する」私たちは購入の決定が論理的かつ合理的な理由に基づいていると思いがちだ。しかし人々は必要なものをえらんでいるわけではない。欲しいものを選んで、その選択を論理的に正当化しているだけなのだ。 たとえば、アメ…
口コミほど早く事業を発展または破綻させるものはないもしあなたが本当に人々が欲しがるものを売っていることが知れ渡れば、彼らはあなたに連絡してくるだろう。 その時、あなたが最初にすべきことは、相手が適当な見込客かどうかを見極めることだ。言い換え…
事業で成功するためには、顧客が求めるものを売るだけではなく、あなたが顧客の求めているものを提供できる最高の売り手であることを確信させることが大切だ。 それには目立たなければならない。存在を知ってもらわなければ、誰も買ってくれないからだ。 ど…
「何が不便か?」「何がトレンドか?」 まず、満たされていない欲求を満たす事業を探すには、何が不便かを知ることだ。そのためには、顧客を悩ませている問題を見つければいい。 人々が何かを不便だと認識していれば、その問題を何としてでも解決したいとい…
〈答え〉 得意なことをするのではなく、人々の欲求を満たすこと 「顧客が最も必要としているものは何か?私はどうすればそれを提供できるか?」 この質問への答えがわかれば、お金を儲けるのは簡単だ。 ニーズを見つけてそれを満たす。問題を見つけてそれを…
私が大好きで最高の仕事をすれば売れる!⇒× ほとんどの人は、サラリーマンのような感覚で事業を起こす。その結果、マーケティングの二つの誤解がはびこる。これは新規の個人事業家にとって大変危険だ。初めにその二つの誤解を認識し、是正しておけば、多くの…
〈答え〉集客顧客がいなければ事業は成立しない。 古い格言に「誰かが何かを買うまでは何も始まらない」とあるとおりだ。すべての事業の最重要課題は、顧客の獲得と維持である。単純明快だが、それだけに難しいことでもある。 事業失敗のほとんどは資金不足…
意識を集中する ミッション・ステートメントで自らの存在意義を明確にし、ビジョン・ステートメントでその方法と目標を表現する まず、ビジネスを一つだけ選んでそれを成功させることに意識を集中しよう。同時に複数の事業を立ち上げてその中の一つがうまく…
予備調査を行う どの事業にもマイナス面がある あなたはそれに耐えられるか? 現段階で、あなたのリストに残っている事業のアイディアは、在宅ビジネスの有力候補だ。次の段階は、自分にとって最も魅力的な事業を選んで綿密な予備調査を行うことだ。 自分に…
市場を測定する 高収入を得る秘訣は、顧客を「いい気分」にさせ、「問題の解決策」を提供することだ。 情熱と才能は素晴らしい。しかし、人々が喜んでお金を払ってくれるものを提供するためにそのニつを生かして初めて、お金を稼ぐことができる。事業の成功…
自分の強みを生かす フラストレーションがたまる原因は働きすぎではなく 自分の才能を発揮する機会がないことだ 行動主義心理学の父B・F・スキナーによると、「幸せ」とは自分が得意なことをすることだという。あなたの適正とこれまでの教育と実務経験によっ…
情熱を見つけるスペイン生まれの偉大なチェロ奏者パブロ・カルザスは、95歳になったとき、若い記者からこんな質問を受けた。「あなたはもうご高齢で、しかもすでに史上最高のチェロ奏者です。それなのになぜ、一日6時間も練習されるのですか?」 カルザスは…
失敗から学ぶ どのようなミスや挫折にも 成功のための種が含まれている 「ミスを犯してはいけない」というのは、私たちが子供のころから、何度も繰り返し教えられてきたことだ。学校では、テストで最もミスの少ないものが優等生だった。スポーツでは、ミスの…
挑戦と守り 経験則、過去の戦史を研究して法則化した『孫子』。 高い再現性を持つこの英知は、ある特徴があります。 経験則ゆえに、似た価値観と思考体系を持つ敵には、極めて有効だということです。 特定の状況になると、同じように考える。 特定の文化を持…
経験を重ねて勝機を見出す 異民族の侵入に直面して、孫武が指揮をとったらどうなったか。間者を含めた情報収集を、徹底的に活発化させたでしょう。将軍たちに戦場のリアルを体験させるため、リスクのない軍事行動を計画したでしょう。 経験則がなければ、そ…
当たり前のことを疑う 経験則と歴史を分析して生み出された「孫子の兵法」。 孫武の慧眼は、2500年後の第一次世界大戦でも証明されました。間接的アプローチの有効性が、その最たるものです。 イギリスの軍事戦略家リデル・ハートは、孫子を熱心に研究してい…
再現性の高い因果関係を導き出す 経験則や過去のできごとは、実は万能ではありません。 そこには経験則ゆえの弱点があります。 動揺「待ちぼうけ」(北原白秋)では、偶然うさぎが木の根っこに当たって死にます。このうさぎを運よく手に入れた農民が、次の日…
敵が力を入れていない市場、社会の隙を狙う 人は物事を成すとき、積極的な力を過信しがちです。 簡単に言えば、「攻撃」に過度に意識を奪われているのです。ところが、『孫子』は、間接的アプローチの概念を中心にしています。 攻撃の効果は、相手の防御の手…