自力で財を成した成功者はみな、富をもたらすアイディアの力を確信している

ビジネスの世界では、顧客について知るのと同じくらい競争相手についても知るべきだとよく言われる。

いいアドバイスのようだが、事業で成功を収めるためのもっともいい知恵がある。それは、競争するのではなく、想像することだ。衆に抜きんでるためには、創造性を発揮する必要がある。

想像力をつかって新しい製品とサービスを思いつき、既存の製品とサービスを過去のものにしてしまおう。それには、より早く、より安く、よりよい方法を見つけることが大切だ。
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著しい変化を遂げているビジネスの世界では、技術革新が成功のカギを握っている。最新の製品とサービスを最初に提供すれば、高い値段をつけることができ、新規顧客を獲得し、既存顧客を維持することができる。さらに、それをより早く、より安く提供できる優れた方法を見つければ、コストを抑えて利益を伸ばすことができる。昨年とまったく同じ方法を使い続けているなら、すぐに時代遅れになる。

技術革新(イノベーション)は創造性と関連しているが同じではない。事業における創造性とは、お金を儲けるための新しいアイデアを思いつくことだ。技術革新とは、そのアイデアを実用化して設けるプロセスのことだ。事業においては、技術革新なき創造性は時間の無駄である。だが、創造性がなければ技術革新はありえない。
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多くの人は、利益重視の現実的なビジネスの世界に、創造性など必要ないと勘違いしている。創造性とは、風変わりな芸術家や狂気の科学者、偏屈な大学教授の専売特許ではない。偉大な事業は偉大なアイデアをもとに築かれている。すべてはアイデアから始まる。すばらしいアイデアは莫大な富をもたらす。自力で財を成した成功者はみな、アイデアの力を確信している。

ほとんどの人がそれほど金持ちになれない理由の一つは、自分の頭脳を小さい仕事のためにしか使っていないからだ。人々は事実と数字を暗記し、指示に従い、判断・分析・推論のためだけに頭脳を使っている。

より幸せで、健康で、裕福で、世の中のために役立つ存在になる新しい方法を創造するという、頭脳が持つ最強の能力をめったに発揮しない。なぜか?その方法を教わっていないからだ。学校教育は、アイデアを思いつく方法を教えていないのだ。
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富はアイデアによって築かれる。事業を営むには、想像力を駆使して考えることがきわめて大切なのだ。

「想像力は知識より重要である」というアインシュタインの言葉を心に銘記しよう。

(参考文献 自宅にいながらお金持ちになる方法 マイケル・ルボーフ著)
<感想>
富はアイデアによって築かれる。
まさにそのとおりですね。

私の場合、 サラリーマンを20年やっていて思うことは、昨年と同じことをやっていても、昨年と同じか、それ以下の実績しか出せないということ。

逆に数字を伸ばすことができた時はどういうときか。
想像力を駆使して新しい売り方を提供できたときです。
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昨年と同じことをするのは楽なんです。それは何も考えなくてもいいから。ただそれだとまえに進まない。

時代の流れに合わせて売り方も進化させなければ伸びることはない。

今でいうと、withコロナの中での売り方を全力で考える。誰かの意見ではなく、自分がどう思うのか。

自分なりの仮説を立てて取り組んで見る。新しいことを始めなければ、事業が前に進むことはない。

富はアイデアによって築かれる。とは新規事業においてだけではなく、世の中の商売全般についても言えることだ。

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