口コミを制すれば事業を制す

口コミほど早く事業を発展または破綻させるものはない

もしあなたが本当に人々が欲しがるものを売っていることが知れ渡れば、彼らはあなたに連絡してくるだろう。
その時、あなたが最初にすべきことは、相手が適当な見込客かどうかを見極めることだ。言い換えれば、次の三つの質問への答えを見つける必要があるということだ。
f:id:toshimai:20200617044112j:plain
・あなたは、相手が買いたがっているものを売っているか?
・相手は、それを買うだけの経済的ゆとりがあるか?
・相手は購入の決定権を持っているか?

わざわざ連絡してくる人は、あなたの売っているものを買いたがっている可能性が極めて高い。
だが、そう決めてかかって売込みを開始してはいけない。ほんのニ、三分でいいから時間を作って質問しよう。相手から自分の製品やサービスについて尋ねられたら、利点を簡単に紹介するといい。

自分の売っているものが相手に合っていないと思ったら、正直にそういうべきだ。そして相手のニーズにぴったり合うものを売っている人を知っていれば、その人を紹介し、「将来、当方がお役にたてることを楽しみにしております」と言うといい。
f:id:toshimai:20200617044200j:plain
せっかくの取引を断るのはつらいかもしれない。事業を立ち上げて日が浅い場合はとくにそうだ。しかし、相手が必要としていなかったり、お金がないのに売りつけたりしたら、後々災難を招きかねない。

満足した顧客は三人から四人に話をするが、不満を感じている顧客は少なくとも八人から十二人に話をする。口コミほど早く事業を発展または破綻させるものはないことを肝に銘じよう。
f:id:toshimai:20200617044303j:plain
最後に、連絡してきた人への営業活動を始める前に、相手が購入の決定権を持っているかどうかを知っておく必要がある。もし別の人が購入の決定権を持っているなら、「ご本人に直接お話をさせて頂けますか?」と、丁寧に言えばいい。

(参考文献 自宅にいながらお金持ちになる方法 マイケル・ルボーフ著)
<感想>
自分の商品でお客様を満足出来ないと感じたら、他を紹介する。出来そうでなかなか出来ないですよね。

せっかくの見込み客を手放すことになるわけです。しかし目先の利益より長期的なメリットを重視すること。

満足出来なかったときのマイナスの口コミが、事業に与える影響は大きい。

逆に自分の商品でお客様を満足出来ると確信できれば、積極的に取り組むこと。お客様に満足してもらい、信頼関係を構築してプラスの口コミを流してもらう。

口コミを制すれば事業を制す!
f:id:toshimai:20200617044325j:plain