あなたの適職を見つける【第五段階】

<答え>意識を集中する

ミッション・ステートメントで自らの存在意義を明確にし、ビジョン・ステートメントでその方法と目標を表現する

まず、ビジネスを一つだけ選んでそれを成功させることに意識を集中しよう。同時に複数の事業を立ち上げてその中の一つがうまくいけばいいという姿勢でいると、どれもうまくいかず不満が残るだけだ。レーザー光線のように、時間と労力をたった一つの事業を成功させることだけに集中するのがコツだ。
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次に、自分の事業のための「ミッション・ステートメント=使命の表明」を作成しよう。これは市場における自らの存在意義を表現する言葉のことだ。どの事業もユーザーや顧客に奉仕するために存在しているのだから、それが事業の使命である。難しく考えることはない。ミッション・ステートメントは、次の三つの質問に答えればいいのだ。

・自分はどの事業に携わっているか?
・自分の顧客は誰か?
・顧客のためにどういう価値を創造しているか?

第三に、明確な使命を持つことが出来たら、「ビジョン・ステートメント=心に刻み付けておきたい大切な目標」を作成しよう。ビジョンは事業の使命とは違う。使命は市場での自らの存在意義を説明するものだが、ビジョンはその使命を実行する方法と目標だ。個人事業家にとって参考になる立派なビジョン・ステートメントの例を紹介しよう。
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私のビジョンは、自分が楽しめて誇りが持てる事業を通じて顧客に希少価値を提供し、出来る限り多くのお金を合法的かつ倫理的に稼ぐことである。

このようなビジョン。ステートメントがあれば、次の三つの事柄に集中できる。

・倫理的な問題がなければ、金持ちになることは許される。
・代金をはるかに上回る価値を提供することによって人々に恩恵をもたらす。
・仕事をすることでほこりを持つ。


「なぜ、自分はこの事業を志すのか?」と自分しよう。
自らの価値観が明確なら、意思決定は簡単だ。

いったん自分の使命と価値観を定義すれば、最も重要な質問に対して明確な答えを出すことができる。その最も重要な質問とは、「なぜ自分はこの事業を志すのか?」だ。
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その仕事にあなた自身がどういう意義を見出すか。どんな事業を志すとしても、自分にとってのメリットは必要だ。試練の時期が必ず訪れるからだ。その事業で自分が恩恵を得られないなら、あなたは事業を途中でやめたくなるだろう。

その答えは二つある。まず、その事業を選んだことで個人的・経済的に見返りがあること。そして、将来、それが指針として役立つことだ。

いったん利益が出るようになると、大きな決断を迫られる分岐点に直面する。たとえば、事業を拡大するか、新しい市場に進出するか、人を雇うか、新しい仕事にとりかかるか、といったところだ。大きな決断を迫られたときは、「なぜ自分はこの事業を志すのか?」と自問しよう。そして、その理由に反しない決断を下せばいい。「自らの価値観が明確なら、意思決定は簡単だ」とは、なるほど名言だ。自分の明確な価値観に基づいて決断を下せば、つらい想いをしなくてもすむ。
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自分がなぜその事業を志すのかということがわかったら、準備は完了だ。しかし、一人で事業を起こすことが怖ければ、次のことを頭に入れておこう。

ほとんどの人は仕事を求めているのに怖くて自分で事業を起こせない。事業を起こす決意をしたあなたは、最後にはより多くのお金と自由を手に入れることになるだろう。

独立開業を果たして成功する確率は、在宅ビジネスであれば飛躍的に高くなる。オハイオ州立大学のキャサリン・スタフォード准教授は在宅ビジネスのオーナーを調査した結果、全体の71.2%が三年後も同じ事業に携わり、3.4%が別の在宅ビジネスに携わっていることがわかった。

また、別の調査では、在宅ビジネスのうちで事業を断念したのは全体のわずか5%にすぎないこと、在宅ビジネスの平均収入がサラリーマンのほぼ二倍であることもわかった。在宅ビジネスのオーナーの20%が年収7万5,000ドル以上を得ているのだ。

在宅ビジネスのアイデアが、情熱をかきたて、才能を発揮でき、市場性があり、意識を集中しているなら、恐れずに事業を立ち上げると言い。けっして後悔しないはずだ。
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(参考文献 自宅にいながらお金持ちになる方法 マイケルルボーフ著)
<感想>
さて、あなたのやりたいことは明確になりましたでしょうか。

自分に合った在宅ビジネスを見つけることが出来れば、人生はより豊かになるはずです。

あなたの人生が今以上に良い方向へ進むことを祈ってます!

それではまた!
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