あなたの適職を見つける【第三段階】

<答え>市場を測定する

高収入を得る秘訣は、顧客を「いい気分」にさせ、「問題の解決策」を提供することだ。

情熱と才能は素晴らしい。しかし、人々が喜んでお金を払ってくれるものを提供するためにそのニつを生かして初めて、お金を稼ぐことができる。事業の成功とは、顧客が求めるものを提供することによってのみ可能になるからだ。
f:id:toshimai:20200609052103j:plain
どんな事業でも、「価値の想像」がカギである。人々が買い求めているのは「恩恵」だ。顧客は代金以上の満足をもたらしてくれると信じるものにお金を払う。だから、あなたがどの仕事を選んだとしても、基本は、自分の提供する製品やサービスの価値が、代金を上回ると顧客に納得させることである。それは「認知価値の創造」と呼ばれる。

たとえば本屋に行って特定の本を買う理由は何か?答えは恐らく次のいずれかだ。

・そのテーマに興味があり、もっと知りたい。
・友達に勧められた
・同じ著書の本を読んだことがあり、それが面白かった
・贈り物に最適だと思った

どの理由にせよ、あなたがたくさんあるうちの一冊の本を買うのは、その本には代金を上回る価値があると思うからだ。そうでなければ、他の本を買うはずだ。それが「認知価値」の一例だ。では、顧客は何に価値を見出すのだろうか?一般に人々は自分が汗水たらして働いたお金をわずか二つの恩恵を得るために使う。それは次のとおりだ。
f:id:toshimai:20200609052128j:plain
・いい気分
・問題の解決策

ウォルトディズニーは、「いい気分」を提供して大成功を収めた。レッド・アデアは、油田火災の消火や原油噴出を防止する作業によって、「問題解決策」を提供して大成功を収めた。ほとんどの事業はその両方を提供している。顧客をいい気分にして問題を解決できれば、成功は間違いない。

人々があなたのしていることにどれだけのお金を払うかは、次の三つの要素に左右される。

・あなたが何をしているか?
・あなたがどれくらいそれをうまくできるか?
・あなたの代わりを見つけることがどれくらい難しいか?

人々があなたの提供するものを強く必要としればするほど、あなたはお金がもうかる。あなたの提供するものを必要とする人の数が多ければ多いほど、あなたはお金がもうかる。あなたが解決する問題が大きくて困難であればあるほど、あなたはお金がもうかる。人々があなたの製品やサービスに満足すればするほど、あなたはお金がもうかる。競争相手が少なければ少ないほど、あなたはお金がもうかる。
f:id:toshimai:20200609052156j:plain
要するに、お金は需要のあるところに集まるのだ。

どの事業を選ぶかはあなた次第だが、短期間で金持ちになる可能性が最も高い在宅ビジネスの種類についてなら断言できる。

それは、情報とサービスだ。

現代は情報化社会だ。かつての工業社会では、富の創造は莫大な資本と労力を必要とした。しかし、「お金を儲けるにはお金が必要だ」という格言は、現代にはあてはまらない。情報化社会では、資本や労力がほとんどなくても莫大な富を創造できるからだ。現代では情報とサービスの提供が、富を創造するための新しいカギになる。

情報とサービスを提供する事業が儲かるのは、代金を上回る価値を人々に提供しているからだ。だからこそ多くの人が、優秀な公認会計士ファイナンシャルプランナー、弁護士、医者に喜んでお金を払うのである。
f:id:toshimai:20200609052247j:plain
彼らの専門知識と能力のおかげで私たちは時間とお金を節約でき、大きな問題を防止したり解決したりできる。クライアントにとって、その価値は代金をはるかに上回る。あなたの事業も大きな価値を提供するものでなければならない。

では、あなたの情熱と強みについて作成したリストに戻って、次の質問に答えよう。

・代金を上回る、価値のある情報とサービスを提供できるか?(お金を設けたり節約したりする方法、時間を節約する方法、自尊心を向上させる方法、幸福で成功する人生を送る方法を教えられるか?)

・今までしてきた仕事で、どのような「いい気分」と「問題の解決策」を提供することを学んだか?

・その中のどれが在宅ビジネスに応用できるか?

・ほとんどの人ができないサービスを提供できるか?

要するに、成功を収めたいなら、あなたは人々に価値を提供する存在でなければならないということだ。
つまるところ、それが市場性である。
f:id:toshimai:20200609052322j:plain
(参考文献 自宅にいながらお金持ちになる方法 マイケル・ルボーフ著)
<感想>
全く同じ人生などない。人は誰でも今まで生きてきた人生の中で一つか二つ、提供出来る価値を持っているはずです。それは専門家(弁護士や医者)のように体系的でなくてもいい。自分にしか出来ない、知らない知識を生かせることをあるはずです。

今で言えばそれをYou Tubeやnoteで発信するでもいい。その分野に磨きをかけて「いい気分」と「問題の解決策」を提供出来るようになれば収益化達成も夢ではないだろう。

f:id:toshimai:20200609052347j:plain