ビジネスチャンスをつかむ方法とは

〈答え〉時間の価値を高める

時間はいつでも同じ価値ではありません。
1分間が数十万円のときもあれば、ほとんど無価値のときもあります。

チャンスを目の前にして、正しく動ければそれを手にできる瞬間なら、その時間は一瞬でもきわめて大きな価値があります。
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逆に、人生に何の変化も生み出さない時間はどうでしょうか。どれほど有効に活用しても、その価値は極めて低いでしょう。

目の前に機会があるときは、時間の価値は極めて高いのです。目の前に機会がないときは、時間の価値は極めて低いのです。

価値の極めて高い時間を、どのように使うかで人生の勝負は決まります。

「勝利する条件がないときは、守りを固めなければならない。逆に、勝機を見出した時は、すかさず構成に転じなければならない。つまり、守りを固めるのは、自軍が劣勢な場合であり、攻勢に出るのは、自軍が優勢な場合である」
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孫子は、時間の価値が変動することを見抜いていました。勝機がある瞬間の時間は、すかさず行動する価値があるのです。

ほんの数分、数時間、数日でも人生を変える機会があります。それは人生に何度も出現するものではないかもしれません。

孫子は、時間に平等な価値を見出しませんでした。
機会の有無と大きさで、激変する時間の価値を判断していたのです。
<孫子ならどうする?>
時間の価値は、機械の大きさで測るべきである

(参考文献 実践版孫子の兵法 鈴木博毅)

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<感想>
なんかの会議をしているとき、会議の時間の9割が意味のない時間だと感じることがよくあります。

ただ勝機はふとした瞬間にやってくる。大事なことは、そのタイミングが来たときに、自分が前に出ることができるかどうか。

私は「勝機がある瞬間の時間」に前に出ることが出来ずにとても後悔した経験が何度かあります。

そういうときは、激しい自己嫌悪に襲われます。こうしていたら、もっと自分のビジネスが有利に進んでいたかもしれないのに。

ただ、終わってしまったらあとの祭りです。
そういった瞬間でどう自分を前にだし戦うことができるか。それが全てです。
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人生において「勝機がある瞬間の時間」ってそんなにはないかと思います。

では機会自体がすぐ目の前にないとき、私たちは暇にかまけてよいのでしょうか。チャンスが目のまえにないときは、チャンスをつかむ力を蓄えるときなのです。

機会がないと嘆いていて何もしない人は、機会がきたときに何もできません。

不敗の態勢を作るために、努力をしていないからです。
社内のポストが空いていなくとも、その前まで努力をすることは可能です。「次はあいつの番だな」周囲がそう認めるような状態をつくっておくことです。

孫子の描く、戦上手の生き方とは、そういうものなのかと思います。
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機会のないときに、機会に近づきつかむ力を蓄えておく

何か大きなものがつかめそうなタイミングが現れたら、すぐにそれをつかめるよう、普段から自分自身を鍛えること。一歩踏み出す勇気や失敗を恐れず立ち向かう勇気を持つ。

いざというときに戦えるよう普段から、自分の専門領域以外にも幅広く知識を蓄えること、身体を鍛えること。

普段から自分がこうありたいと思う理想の姿を思い描き、それに近づく努力をすること。

それが時間の価値を自ら高めることにつながるのではないかと思います。

ビジネス成功のためにも共に成長し
ビッグチャンスをつかみましょう!

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