100万人に1人の存在になるためには

【答え】3つの軸を作る!

私たちのような凡人は『複数の軸』で勝負すること。

まずは『この分野についてなら、他の人よりもできる』という軸を、一つ確立すること。
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例えば営業職に就いている人なら、『営業についてなら、今、街を歩いている人の中で、自分は100人に1人の能力を持っている』と自他ともに認められるレベルに到達することを目指すのです。

マルコム・グラッドウェル氏は『天才!成功する人々の法則』(講談社)という本の中で、才能を開花させるには1万時間の練習量が必要だと述べています。

逆に言えば、どんな凡人でも1つのことに1万時間も取り組めば100人に1人のレベルに到達できるということ。

1日6時間取り組めば約5年で1万時間ですから、決して非現実的ではありません。

ある分野で『100人に1人』になったと自覚できるようになったら、もう一つ別に『100人に1人』の分野を作ります。

すると、100分の1×100分の1で、1万人に1人の人材になれる。

そしてさらに別の分野で『100人に1人』を目指します。30代から40代後半までで達成するのが理想。

こうして三つの分野で『100人に1人』になれれば、50台に突入したときには、100万人に1人の希少な存在になっているというわけです。

1つの分野では100人に1人のレベルでも、それを三つ掛け合わせれば、誰でも100万人に1人という極めて希少性の高い人材になれるのです。
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三つ目の軸は、今の仕事の延長線上にしない方が良い。

三つの軸が作る三角形の面積が大きければ大きいほど、自分の希少性は高まります。

三つ目の軸が二つの軸と近いところだと、三角形の面積が小さくなり、十分な希少性が生まれないのです。

これまでやってきたこととは思いっきりかけ離れたことに挑戦することが大事です。

そのためには、一度会社から離れ、コミュニティでの活動や被災地支援、最貧国の子どもたちを支える取組に参加するなど、会社以外の活動に目を向けるといい。

そうした活動から、これまで取り組んできたこととは、大きく異なる『自分がやりたいこと』や『やるべきこと』が見えてくるのです。

(参考文献 40代で必ずやっておくべき10のこと PHP研究所 藤原和博氏文章)
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